東京には空がない。〜旅は音楽と共に〜
今週のお題「母の日」
10連休もあと少し。また日常に戻る。突然非日常となると何をしていいのかわからなくなるものである。
2日間だけ、帰省していた。そんなことブログにしてもあまり需要は無いと思う。でも、何とか工夫して記事を書きたい。今日も、夕方の川辺でカーペンターズを聴いていたら、記事を思いついた。
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この記事からシーズンⅡとか、勝手に自分で決めたのだけれど、これといって新たなテーマを提供できるわけではない。一つの区切りとして考えていただければ幸いである。
最近、当ブログを好んで読んでくれている高校の友達もブログを開設したみたい。リンクを貼り付けます。読んでみてください。自分のこのブログよりも面白いと思う笑。通う大学は違うけれど、ブログで繋がるという...。
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https://elbanosaernu.hatenablog.com/entry/2019/04/26/172046
ブログの方向性を決めるのは難しいもので、自分のような雑記帳なら気楽に書くだけだが、「コレ」とテーマを決めて書くと自分だと行き詰まってしまいそう。それでも書き続けているブロガーさんは本当にすごいと思う。
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《選択をしなければならない》
四月は"選択"をすることが多かった。自由が保障されている世の中においては、毎日のように選択を迫られる。そして、自身の選択に対して責任を負うことが求められる。
「今日は1限に行くか」「それとも行かないか」この程度の選択は軽いものであるが、四月に下した選択はそれを超える大きなものであった。具体的に言いたいところだけれど...。
「はい」「いいえ」の二択で答える選択肢があり、選択肢を与えた相手が、(口には出さずとも)「はい」を求める場合、あえて「いいえ」を選ぶ勇気はありますか。自分は、ほぼ出来ない 。多分多くの人がそうだと思う。
嫌なことは積極的に避けるべき...そうだよね。最近そのようなことを言う方多いと思う。「嫌なら逃げようよ。」その通りだと思う。でも、場合によっては、それは本当か?
学校から電車に乗って帰る。東京の電車はいつも混雑していて、座れることなどほとんどない。四月のある日も夕方の電車に乗り、優先席前に立っていた。前にはマタニティーマークを掲げた方がいた。
この話は、そんな妊婦さんを見て思いついたのだけど、、。
人が下した選択はどれも偉大だと感じる。当たり前の話だけど、前にいた妊婦さんは「子供を授かる」選択を下したわけである。うん、当たり前だ。
いまの時代は「授からない」選択も大いに認められるであろう。その中で、「授かる」選択を下した。それは彼女にとって考えられないほどの大きな選択であろう。何度も言うが、当たり前の話。でも、、、ね、?忘れがちになりませんか?特にこんな今の世の中では。誰かの選択によって今の自分があると言っても過言ではないはずだ。
いつも通り前置きが長い。
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旅のお供には『時のシルエット』
やっと帰省した話に戻ります。私は愛知県名古屋市生まれで、母親の実家も名古屋です。
「新幹線混むからさぁ、中央線で名古屋帰ろうよ。」
母からの提案でJR中央線に乗って、新宿から普通電車などを乗り継いで名古屋へと帰ることとなった。なかなかおかしな2人である。
まぁ、普通の旅行記だとこのブログっぽくないよなー。なので、少し一風変わった旅行記を。
数年前の映画「僕達急行 A列車で行こう」で、小町圭という主人公がいたのですが、彼の趣味、、、「車窓を眺めつつ、音楽を聴く。」関係ないけれど、この映画京急の神奈川新町駅付近がロケ地だったりするんだよね。
自分も彼と同じ趣味を持つ1人である。中央線に乗りつつ、イヤホンを耳に挿し、aikoを聴くのだ。中でも、自分の好きな『時のシルエット』というアルバムで。またaikoかよ、そうだよaikoだよ。いいから六月発売のシングルコレクション買おうよ。
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松本駅まで向かいます
一応鉄道ファンとしてもやらせていただいているので、電車の紹介もさせてください。
新宿9:02→(ホリデー快速ビューやまなし号)→小淵沢11:59
小淵沢12:36→(普通 松本行き)→松本13:50
ほんとうに在来線で名古屋まで向かいます笑
最初にのったのは、ホリデー快速ビューやまなしという列車。二階建ての車両で運用されています。
★鉄ネタはここまでとして、、ここまで聴いたaiko
1.『Aka』
2.『くちびる』
3.『白い道』
あまり歌詞などを引用して紹介する気は無い。このアルバムの魅力が私の文章で読んでくださっているあなたに届いたら嬉しい。
この日はやや曇り。新宿を発車するとしばらく停車駅は無い。都会の中を悠々と駆け抜けて行く。Akaはこの上ないバラードである。目の前に広がるこの、世界は誰が与えてくれたのだろう。考えてみれば、こんなにも楽しい星は他にあるだろうか。前にいる人の選択によって、今この世界を手にしているんだよな。賑やかな新宿の街並みを過ぎつつ、「生命」を感じるわけである。先ほどの妊婦さんの下した大きな選択によってまた新たな星に住む住人ができたのか。こんなにも美しい星で泣いてしまうなんてもったいないな。ちなみに、お酒は入っていない。そして、二曲目の冒頭で、aikoにオトされるのはaikoジャンキーの中での常識であるのだ。三曲目の白い道も紹介したいけど、こんなに文字数使うとは、。
松本駅に到着。ツイッターでも呟いたのだけど、いい人たちが多かった。多くの人が笑顔で目を見て話しかけてくれる。うん。なんだろな。いつも電車に乗って東京を出ると見つかる、心の中の足りないもの。
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さてと、名古屋へ
塩尻17:52→(特急 ワイドビューしなの22号)→名古屋20:05
★ここまでaiko
4.ずっと
5.向かい合わせ
6.冷たい嘘
7.運命
9.クラスメイト
10.雨は止む
11.ドレミ
長かったので、沢山聴くことができた。松本の街を後にして、特急電車へと乗車。このワイドビューしなのは小さい頃から乗ってみたいと思っていたため、やっと乗れてよかった。
それにしても、このアルバムは何度聞いても曲順が素晴らしいと思う。曲順通りに聞いて欲しい、そうaikoは言っていたような、。
記事を書いていて、新たな記事を思いつくことがある。そして、今思いついた。「aikoは"恋愛"ソングなのか?」これ、記事にしよう。とりあえず、この8曲を総括するならば、その一言になるであろう。
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復習は大切だ
小学五年生まで名古屋に住んでいた。もうこちら(東京)で暮らす月日の方が長くなりつつある。でも、未だに東京に馴染めない。
これは東京という街を批判するのではないけれど、小学生の引っ越してきた当時に家の近くで遊んでいた際「いま何時ですか?」と見知らぬ人へ問いかけたところ、無視されたのは、悲しかった覚えがある。当時は携帯なんて持っていなかったので、近くの人に聞けば時間はわかるもの。そして、小学生だから、まぁ応じてくれる。それは名古屋に住んでいた時は当たり前だった。皆笑顔で答えてくれた。
「東京は冷たい街だ。」小学生ながら、そう悟った覚えがある。
お墓参りなどが目的で帰省したのだけど、時間が余ったので、母と昔住んでいた辺りを久しぶりに歩いた。この街へ来ると、肩の荷が下りるというか、なんというか、気に負うことなく、自信を持って自由に自分を振る舞えるような気がする。それは、今回の松本の街でもそう感じた。
「東京には空がない」高松光太郎の智恵子抄ではそんなフレーズが出てくる。遠くまで見渡せる。山も見える。高層ビルなんて、ほとんどない。
近所付き合いなんてめっきりなくなった。以前は団地の殆どが知り合いのような感じだったけれど。
何が正解なのかも今記事を書いていてわからなくなってきた。ただ、この場が自分の原点であることには間違いない。原点なんて言葉を使うのは恥ずかしいな。
★ここまでaiko
12.ホーム
13.自転車
まさに、「もしも全てに迷ったら、ここで待ち合わせしよう。」がぴったり合う。長い坂を自転車漕いでいた日々、あの日、あの場自分にとっての"ここ"である。時のシルエット、最高だ。
余談だが、お昼ご飯は名古屋のソウルフード「スガキヤ」にて。ラーメンはスガキヤ以外考えられない。
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帰りの市バス車内にて。
母「ここであんたが生まれてから20年か。」
自分「お疲れさまです。お疲れさまでした。」
そんな、言葉が漏れた。
そういえば、そろそろ母の日だね。
何らかの選択で今があるなら、それでいっか。
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へと応募させて頂きました。
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