たそがれダイアリー

京急とaikoと柴田淳とZARDとちょっとのエッセイ

Spring has come -春は皆平等にやって来るんだ-

今週のお題「桜」

 

 

 

 

 

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 サクラ綺麗ですね。思わず写真に撮って、友達に送ってしまうほどです。まだ開花していない地域にお住いの方はごめんなさい。

 春はワクワクしますよね。鼻がムズムズする季節かもしれないけれど...。何か新しいことが始まるという期待。そして、どこか少しの不安も感じるのでは?春は思い出に残りやすい季節だと思う。20歳の方なら20回分の春、50歳の方なら50回分の春が思い出される。当たり前だけれど...。

 

 

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「春がきた」を英訳せよ。

→→→ Spring has come.

 "現在完了形"を使うんでしたよね。確か。中学校でやったっけ?

 

 現在完了形のニュアンスは、「過去も含めてある時から、現在までのどこかまで続く」だったと思う。(間違っていたら教えて下さい)

 

 

 カッコよく英語を用いてみたけれど、私が伝えたいのは、過去を乗り越えて、いまこの心地よい春を迎えいるのだ、と。

 サクラは寒い冬を越えて、短期間ではあれど、花を咲かせ、私たちに希望を与えてくれる。サクラだって言ってそう...

 

 サクラ氏 「Spring has come !!!!!🌸」

 

 春は皆、平等にやって来る。どんな状況であろうとも。。。。そして、サクラはどこで咲こうとも平等に「きれい」と言ってもらえる。目黒川や、上野公園のサクラでなくとも。。。。春に咲く私たち"さくら"もきっとそうであってほしい。

 

 

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春に感じる少しの「不安」

 目黒川など、注目され易いサクラだけが、素晴らしいのだろうか、いや、そうではない。

 見渡してみれば、近所のあのサクラだって、一本一本異なった良さがあるはず。私たち"さくら"はつい、目立つものだけに目がいってしまうけれど、見落としている"さくら"に気づきたい。見落とされたら、悲しむと思う。新生活、普段付き合わない様な子と仲良くなってみたら、意外にも気が合った!とか。"サクラ"と同じように"さくら"を扱うことのできる、"さくら"に私はなりたい。みんなちがって、みんないい。みたいな?

 

 サクラはそれぞれ精一杯。皆頑張って、咲く。そこに、惹きつけられるものがあるのだろう。

  

 

 春に感じる少しの「不安」とは、花が咲いているということに、気づいてもらえないかもしれないという不安なのではないでしょうか。学生だったら、「新しい仲間できるかな」、新入社員なら(私は19歳なのでわからないけれど)、「頼りにされる社員になれるかな」など。

だから、

 "さくら"は"サクラ"に敵わないな。と、思う。だって、めっちゃ自信満々に花咲かせて、すぐ次の準備していくもん。そんなん出来ひんやん、普通。(スベってるよ)違いはここにある。いつまでも憧れの対象なんだな。こんなに便利になった世の中でも、ちゃんとお花見するもんなー。画面の上じゃ、満足しない。皆の憧れだから。

 

 記事書いていて思った。

 

「冬に耐えた分、ちゃんと色が出ているから自信持って。」

 

 

              ー春は皆平等にやってくるんだ

 

 これは、誰に向けて書いているのだろう。自分?わからなくなってきたけれど、誰かの救いになればいいかな。冬に悲しい想いをした誰かに届いて欲しいかな。悲しさが明るい色に変わっている。19歳男子が考えたこの厨二病チックな言葉を、笑え。

 

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いつになったら"サクラ"になれるのか

 "サクラ"は憧れの存在だ。そう初めて記事を書きながら思えた。ブログ初めてよかった。

 憧れは永遠に憧れでいたいような気もする。とくに、コイツは光り輝いている、自分とはかけ離れている。到底追いつける気がしない。いつか、ひらがなからカタカナに変われる日を願いたい。

 

 

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 もうあと数日で4月1日。私たちの開花日。平等にやってくる。繰り返す様だが、人それぞれ異なる色を持って花を咲かせる。そして、満開の頃合いも異なる。はやい、遅いは無いはず。それぞれに精一杯になりたい。そして、お互い「お花見」したい。様々な過去を持つ"さくら"たちは、どれも綺麗だから。

 

私のオススメ桜ソングを貼っておきます。

 

桜の時

桜の時

 

 

 

桜の時

桜の時

 

 

https://twitter.com/tasogarete_1122/status/1111214041198817281

過去記事

 

 コメントお待ちしております。

 

 

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黄昏時の京急線の車内で聴きたいaikoランキングTOP5

  黄昏時、いいですよね。なんか、「人生、きっと大丈夫さ!」なんて、一瞬思えるあの時。そして、黄昏時にブログの記事が思いついたりもする。タイトルだけの記事がもう10を越えている...。

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黄昏時京急線の車内で聴きたいaikoランキングTOP5!

 誰かの役に立って欲しいです、このランキング...なんだこれ。一応、自分の中でのランキングです。

 夕方の電車って、心が落ち着く気がする。朝は皆「今日も学校かよ」、「今日も仕事かよ」、「今日も混んでるのかよ」というオーラが車内に充満していて、落ち着かない。夕方の車内は違う。「今日もいいだった」、「明日も...」だなんて、夕日を見ながら思って帰宅している人が多いと思う。仕事帰りのパパが家族モードに切り替わっているあの感じ。考えすぎかな?

 別に、京急線である必要はないけれど、地下鉄だと...このランキングには当てはまらないかも。大阪だったら...阪急電車とか、良さそう。名古屋だったら...名鉄?福岡だったら...西鉄?まぁ地上を走っていればOKにしよう。

 京急線って、窓が大きめの車両が比較的多く、日差しが入りやすいのです。また、「速い京急」としても知られていて、時速120kmで京浜間を結ぶ。本当はゆっくり夕日を眺めながら帰りたいと思う気持ち反面、京急はどんどん飛ばして、気がついたら駅に到着している。そんな自分の心との差がいい。

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(こんな時間帯の京急線がいいのです。)

ちなみに、写真は間も無く引退する800形という車両。

 前置き長くなりました...ではまず第4位まで!

歌詞の引用はなるべく控えておきたいので、気になった方は是非aikoCDで聴いてみて下さい。

 

第5位  『三国駅』(夢の中のまっすぐな道)

 

第4位  『ナキ・ムシ』(小さな丸い好日)

 

 ここまで、いかがでしょう?三国駅が一位じゃね?ナキ・ムシ?意外や!そんな、"aikoジャンキー"の声が聞こえて来るけれど、お許しください。TOP3の選定理由を読めば、わかってもらえる、はず。

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では、TOP3とその理由です。

 

3位  『瞳』 (彼女)

 この曲は、aikoさんの友人が出産する直前に、aikoが「私に何ができることはないか」という思いから、新たな命が加わったその家族一人一人に向けて作った曲。このエピソードを知るaikoファンは多いはず。そして、ライブで聴くと必ず涙する曲でもある。私は、昨年LLA(ライブの名前)にて、この曲を聴いた際に、感極まってしまった。(男だけどね!)

  車内には、もちろんのこと赤ちゃん連れのお母さんもいて、妊娠中の方も乗られている。 そんな黄昏時の車内で『瞳』を聴く。

 「ああああ人生よぉ!!命がよ!」改めて、命の大切さに気づく19歳男子がここにいる。

 

2位  『トンネル』(BABY)

 この曲はaikoが車に乗っているときに出来た曲みたいだが、きっと電車でも当てはまる。

  先ほどの瞳は理由らしい理由があったけれど、ここまでくると、もはや理由なくいい。なんとなく、いい。でも、ブログでそれは許されん!

  この曲の制作経緯を伺ったことがないために、憶測で語ることとなるが、トンネル(=泥沼化した恋)を表している?そのトンネルから抜け出せることを願う自分と、でも、戻りたい、戻れないという想い。ただ、同じ道を歩んできたことは確か。。。揺るがない事実なのだ。。

 先程も述べた通り、車内には様々な想いを抱えた人がいる。これまで異なった道を歩んできたことは確か。でも、通勤、通学の数分間は、同じ夕日を見て、同じ電車で帰宅する。毎日楽しい人もいて、毎日トンネルな人もいる。でも、数分間は同じ時間を共有できている。

 

 なんか、恥ずかしくなってきたので、一位の発表でいいですか??

 

1位  『 Aka』(時のシルエット)

 本当は、時のシルエット全曲です!と紹介したかった..(ってくらい名盤)。

 説明いるかなあ...aikoジャンキーの方ならもう想像しただけでも、、、涙涙涙な、はず。

  とりあえず、聴いて!!!!(怒られそう)

 だって、ジャケ写がたそがれだし!

 たそがれ×aiko これはヤバイ

 『 Aka』は、思い出深い曲なので、また必ず記事にしたい。

 

てか、aikoがいつも言っていること、「切ないは常にテーマです。」

 

 そんなの、全曲黄昏時の京急線車内で聴いたら泣くやんか!

 と、丸く収まってしまった。読んでいただきありがとうございました。aikoまだ聴いたことないという方、是非

 

 

 

 

 

便利な世の中だけど、大切な「何か」を失っていないか?【aiko 湿った夏の始まり】

 「カンタンらくらく〇〇!」

 「スマホでサクッと 〇〇!」

 最近こんなキャッチフレーズをよく見る。便利で嬉しい。でも、私はなんだか「悲しさ」をも感じる。

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〈失った「何か」とは?〉

 「どこか心が空っぽで、何かを失ってしまったかのよう」

 そんな発言をしたことはないだろうか。

 「何か」は人それぞれである。ここでは、私の考える失った「何か」を提示したい。

 

 「真の人とのつながり」

 

 ではないかと私は考えている。これは多くの人が感じているかもしれない。共感していただけたら幸いである。

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〈そういえば、aikoのアルバム『湿った夏の始まり』ってヤバいよね〉

 そうなんです、話はaikoに帰着します。ごめんなさい、好きなので。

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(家に貼ってあるポスター)

 このアルバムが発売されたのは去年の6月。タイトル通りの季節である。

 aikoは様々な場で、このアルバム制作の経緯を話していた。その中でも私が一番覚えているのは、渋谷の話。

  手短に説明すると、aikoが夜遅くのレコーディング終わりに渋谷の街を歩いていて、お酒で酔った人、コンビニ前で屯する人たちをみて、「あ、なんだ皆人の温もりを欲しがっているんだな。」と感じたという話。最近、結婚しなくていい・スマホさえあれば生きて行けるなど耳にする中で、その光景に目が溜まったのだという。

 

 「人間、目と目を合わせていないと、気持ちは伝わらない。」「そばにいることが大切。」そんなメッセージがこのアルバムにはきっと込められている。

 私は購入してから一週間ほど、「そういうことですよね、あいこ先生!」なんて心で呟きながら聴いていた。特に男子はこんな「人との温もりが〜」なんてマジメに言えないじゃないですか。でも、心の中でそう思っている人は多いはず。あいこ先生が代弁してくれているような感覚。だから、好きになったのかなあ...。 

  本当は一曲一曲感想を述べていきたいが、一つの記事では収まらない。

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〈愛の言葉は、LINEで欲しいか?〉

 私は去年一年間、浪人していました。浪人生は辛いというけれど、勉強を継続する辛さではなく、誰かそばにいないことの辛さである。学校があることがどれだけ素晴らしいことかと、痛感した。

 春から大学生になれるようなので、高校の友達の勧めもあり、この前やっとLINE始めました。私は頑なに「メールの方が返信のドキドキ感があっていい」「むしろ文通とかの方がいい」なんて(今となっては)しょーもないことを言って登録せずにいた。

 LINE、すごいですね 。なんか"友だち"が増えました。〇〇人って数で表示されるんですね。でも、冒頭でも述べた通り、"すごさ"の裏に「悲しさ」を覚えます。やっぱグループラインのつながりよりもグループで普通に会ってつながり深めたい。予定の時間を決めて、電車に乗って会いに行く。ここが大切。ここを面倒くさがりたくない。

  たとえば、音楽。最近ではiTunesでボタン一つですぐに手に入る。でも、私はあまり利用しない。(別にiTunesが悪いわけではない)やっぱりCDで欲しい。同じ想いの方、いるはず。

 aikoの新曲発売だ!どこのCDショップ行こうかな、もしCDショップにaikoいたらどうしよう、いざ買ってみた!、ビニールはゆっくり大切に剥がす、ジャケ写かわいいな、PCにインポートうまくいかないな、今回も歌詞素晴らしいな、、、、この過程が大切だと思う。

 

 長々と書きましたが、この先もさらに世の中は便利になってゆくはず。そのなかでも「何か」の存在は忘れずにいたいものだ。それを忘れないためにも、今日も私はあいこ先生を聴く。    

 

 

aikoに取り憑かれた 男子 コンタクト【aiko おやすみなさい】

 唐突だが、aikoが好きだ。こんなこと本人前にしたら絶対に言えない。家族にも友達にも言ってない。ただ、ここでなら言えそう、aikoが好き。音楽について全く知識のないど素人だけど、aikoについて書きたい。

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 中学二年生の春休みのこと。私は部活の旅行で北海道旭川市にいた。その頃、祖父に買ってもらったボイスレコーダーでFMをよく聴いていた。(FMの機能も内蔵されていた)「よし、旭川のFM聴ける!」そんな気持ちで旅行に参加した。私たちは旭川駅周辺の東横インにて宿泊。他の部員が寝静まった頃、徐にボイスレコーダーを取り出し、旭川市コミュニティFMFMりべーる(周波数87.3)」に合わせた。

 様々なFMを聴くと、その土地のローカルな情報が手に入り、別世界に足を踏み入れたかのような気分になる。私はそこに楽しみを感じていた。深夜一時ごろで、疲れていたためにそのFMを聴きながら意識を失っていった。

 次の日起きると、ボイスレコーダーに6時間ものデータが録音されていて驚いた。どうやら、FMをつけたまま寝てしまい、ボタンに誤って触れて「FMりべーる」を6時間も録音したのだという。私は道中、その6時間の録音を聴いた。

 

"絶対忘れたりしないよ あなたのこと"

 

 録音はある曲の途中から始まった。そう、aikoをよく知る方ならわかるはず、aiko2001年発売のシングル『おやすみなさい』の歌詞である。

 その日は札幌へと向かう行程で、JR富良野線の車内で、雪景色を眺めながら「なんだろう...なんかいい曲」そう思った。中学生なりの、直感。「なんかいい」

 その時は誰の曲かも知らず、ただただ6時間の録音のうち始めの5分だけを何度も繰り返し聴いた。

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 月日が経って気づいた。「いや、てか何の曲?これ?」アホか。なぜ何の曲かも知らず聴き続けられるのか!!今の自分だったら、

 「この曲はね、aikoっていう偉大なアーティストの曲でね、2001年の発売でね、秋 そばにいるよ っていうアルバムにも収録されているんだよ。」

 こう、答えることできるんだけど。

 スマホを当時持っていなかった自分は、とにかくボイスレコーダーから聞こえる歌詞を紙に書いた。

 親に「パソコン貸して」がなかなか言えず、学校のパソコン室で「最後のおやすみ じゃあね おやすみ」と検索したのはいい思い出である。

 

      Yahoo! JAPANからの回答

      「おやすみなさい-aiko

 

           ★

 

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 つまり、私は旭川aikoというアーティストに出会ったことになる。その出会いの日から今まで、私はaikoを聴き続けている。これは欠かしたことがない。継続が苦手なはずなんだけど...。もう、取り憑かれている。最近、aikoはライブで「aikoだけ聴いて、浮気しないで。」とファンに向けて伝えているそうだが、「そんなの当たり前じゃん!浮気しないよ!」私以外の"aikoジャンキー"もそう思っているはず。

 

 aikoの魅力は語りつくせないほどだ。

 

 

 

京急さんと僕

 

第1章 小さな光を求めて生きる

 

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 京急線をご存知だろうか。東京都港区泉岳寺駅から品川、羽田空港、横浜、横須賀、三浦半島などへと結ぶ総延長87.0kmの鉄道である。「120km/hの快特が早い!」「歌う電車」...そのようなイメージを持たれる方もいるであろう。

 私はこの京急線をこよなく愛する一人である。私は「京急ファン」だ。鉄道ファンというより、京急ファンという別のジャンルがあると自分では思っている。今回はそんな京急と僕の出会いとその後について綴ってゆく。

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 鉄道があまり好きではない方ならば、鉄道は交通機関であり、言うなればただの鉄の塊...。鉄道ファンとは理解され難いジャンルなのだろう。ただこれだけは理解していただきたい。鉄道ファンの多くは、鉄道をもはや「ひと」と同じだと思っているということ(きっとそう!)。そう、私も鉄道を、いや、京急をもはや「ひと」のように感じている。その点ご理解頂けると読み易いかもしれない。もう変な自分丸出しでこの先書き連ねる。その覚悟はできている。

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 京急との出会い...それは小学5年生だろう。当時私は名古屋に住んでいて、父の仕事の都合で東京への引っ越しが決まっていた。昔から鉄道が好きだったため、母が「東京のでんしゃまるわかり!」(確かそんなタイトル)を私に買ってくれた。その本の中で、「歌う電車 けいきゅう線」という記事があり、それが出会いだったと記憶している。

 その後、受験をして中学へ入学した。学校は京急の駅が最寄りだった。決して狙って受験したわけではない。京急の駅だとすらも知らず受験した。入学式の日。両親に連れられながら聴いた「ファソラシドレミファソ♪」(いわゆるドレミファインバータと呼ばれる電車の制御装置から鳴る音のこと。京急の一部の電車にはドイツのシーメンス社が製造したインバータ制御装置が設置されていて、長くなる、、YouTubeで検索を笑)その音を聴いて「これだ!!これが”歌う電車”か!」と胸が高鳴ったのは今でも忘れられない。二回目の出会い。これは運命感じていいはずだ...。

 入学後は京急好きの仲間に恵まれたりなど、頭の中は京急だらけだった。暇さえあれば全72駅暗唱したり、車掌モノマネしたりなど...。とにかく京急を愛し続けた。

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⬆︎乗車記録、車両のこと、気づいたこと書き込んだ「京急ノート」。

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 ただ、高校入学後は京急に対する想いは変わっていった。いつしかこのノートの更新も止まった。決して興味を失ったわけではなく...。熱気が冷めたというか...。

 高校卒業し、思うことは高校3年間の私にとっての京急の存在は「困ったら来るところ」であった。悲しいことがあれば必ず乗った。品川駅で電車を見続けた。来るたび、「やっぱ京急だよなあ」そう仲間と言っていた。京急に叱られては立ち直り、またダメになれば乗りに来て、叱られ、「やっぱ京急だよなあ」...こんな繰り返しである。

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 夕方の京急が好きだった。この記事を読んで頂いている方、是非17時頃品川駅を出発する下りの普通電車に乗ろう。日が沈む頃、ゆっくりと各駅止まってゆく赤い電車。仕事帰りのサラリーマン、学生みんな何か思いを抱えながら...涙が誘われる。そんなの京急じゃなくても!!そう言われるかもしれないが、譲れない、京急でこれを味わおう。

 私事だが、春からはもう京急とは離れた場で大学生をしている予定だ。回数は少なくなれど、何かあるたび会いに行きたい。そして、言うのだろう「やっぱ京急だよなあ。」

 読者の皆様の心のよりどころはどこですか。