たそがれダイアリー

男子大学生の雑記帳 

痛みを知らないと共感しにくいよね

 少し遅れての更新です。いま、始発の東海道線に乗り、名古屋へと向かっています。このブログでは何度も書いているけれど、車窓×音楽は最高です。今日の一曲目はKAN『50年後も』です。

 私は大学でボランティアのインカレに所属していて、五日間東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県・山元町を訪れ、活動してきました。

 

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 この活動を始める前からずっと思っていたこと、、、ボランティアって結局自己満でしょ?って思われているのではないか、と。

 最近では闇営業問題で話題となっていた芸人さんが、ボランティアをしてもう一度やり直そう...みたいなこと言っていましたよね。

 でも、

 どうしてボランティアをしたら社会にもう一度認めてもらえると思うのか??

 

 おそらくきっと、無給で働くこと・体を動かすことに対してなんらかの正義を感じているのだろう。だなんて思ってしまいます。

 じゃあなんで...

 「君はボランティアサークルに入ったの?」

 「うーーーーーーんと、」

 これは以前の地域事業での一コマ。

 

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 活動を始めるにあたって、個人目標とか立てないといけなかったり、色々面倒くさいサークルではある。

 自分は模範解答通り、

 「主体的に行動できるようになる」

 とか書いていたけれど、本当の個人目標は

 「この活動を通じて、ボランティアは結局のところ自己満足なのかを考え、ブログ記事にしてまとめる。」

 でした。こんなの、同期に言えるわけないよね。

 

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 震災からおよそ8年が経過し、被災地の今はどうなっているのか、皆さんは自らの目で見たことがあるでしょうか。

 結論先に述べてしまうと、

「 町は復興せど、人は復興していない。」

です。

 

 主な活動内容としては

・山元町で開催されるお祭りの準備

津波で被害を受けた農業用の側溝を清掃

・町の人々との交流会

などです。

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 この中でも最も重要というか、役に立ったというか、、、今後も続けるべきだと思うのは町の方々との対話です。

 それは決して、あの日の話だけでなくていい。くだらない話から何まで、とにかく話をするべきだ。

 

 「痛みを知っている人間ほど強い」と自分は思います。 

 やはり、あの津波を経験した被災地の方々は日本全国誰よりも防災に対して危機意識があると話を聞いて思った。

 また、その裏として、「痛みを知らない人間ほど弱い」も真になる。

 少し話が変わるかもしれないけれど、いじめられた経験がない奴に対していくら「いじめ!ダメ!ゼッタイ!」と教えたって全く理解できないだろうし、変わらないだろうと思う。

 要は人の話が理解できない時って、自分がその話に全く共感できない(=話者と同じ経験をしたことがない)時だと考えます。

 

 「いつ起きるかわからない災害のために事前から準備をしておきましょう」

 この言葉を重く受け止めることのできる人って実は少ないのではないか、そう思った。

 

 痛みは実際に経験しないと得られないものではない。痛みを知っている人に会い、話す。それだけでも得られるに違いない。

 

 そして、加えておくと、

 人は悲しいことがあった時、誰かに話を聞いて欲しいと思っている、のだと、、、。

 これ、忘れないようにしたい。

 

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 お祭り準備をしつつ思ったこと。

 それは、

 自分たちボランティアは邪魔になっているのではないか?と。

 何故ならば、簡単な話、このお祭りは山本町のお祭りだからってこと。自分たち隊員にひとりも山元町出身者もいないわけです。。。

 

 それを、交流会にて打ち明けてみた。

 現地の方から返ってきた言葉は、

 「とにかく来てくれることにボランティアは意味があるはずで、是非ご縁を多くして欲しい、増やして欲しい」と。

 なるほど。。。

 

 ここで質問

  いいことをして、ありがとうと言われた。それはその人にとって自己満足でしょうか?

 

 まとめ(解答)

  ボランティアは自己満足だ。それは他人を満足させている限り言えることだ。ただ、偽善ではないと記しておきたい。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

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