たそがれダイアリー

京急とaikoと柴田淳とZARDとちょっとのエッセイ

みんな「いい人」になりたい。

 こんにちは。しばらく沖縄にお出かけしていました。沖縄と言っても、観光コースではなく、7日間ずっと戦争と平和をテーマとして考え続けていたのです。学生のボランティアとして、沖縄戦と向き合うべく、東京から向かったのです。

 様々な人とお話しすることができた。答えのない問いだからこそ、話していてとても楽しかった。ためになった。話題が話題だからこそ、腹を割ってお話しすることができたんです。

 その中で、「〇〇(筆者)って、視点が他の人と違って、話していて面白いよね。」と言われた。なるほど、そうなのか?そうなのか?(2回目)

 

 自分にとって「平和」とはどのような状態か?

 

「心に余裕があって、他の誰かの幸せを願える状態のこと。」

 

       そんな答えを持ち帰ってきた。

 

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みんな「いい人」になりたい。

 皆さんは「素直な人」になりたいですか?なりたいって思う人が多いと思う。でも、それはなぜだ?

 なんの隠し事もなく、自分の素のままに生きることになぜ憧れるのか?

 自分自身振り返れば、日々をちょっとずる賢く、戦略立てて生きているような一面もある。それを「腹黒い」の一言で済ませて仕舞えば、それまでなんだけれど。

 そんな話をボランティア最終日の夜にしていたんだよな。いかに腹を割って距離感を縮められたかが伝わるだろう。

 その中で、話していって、自分の中で結論づいたことがあった。それは、どんな生き方であっても、皆「いい人」を目指した生き方をしているんだろうな。ということ。

 「いい人」になりたい。そのための方法がそれぞれ違うだけなんだろう。どちらかといえば、ずる賢く・戦略立てて日々を生きてしまう後者の方は、自分を責め立ててしまう時もあるかもしれないけれど、どれも皆目指している方向が同じと考えたら、少しは気が楽になるのではないだろうか。

 

 宣言します、私は「いい人」になりたい。

 

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「みんな」ありがとう!は本当か?

 最近、SNSでよく見かけませんか?「みんな」ありがとー!「みんな」大好きー!みたいな投稿。

 別に不自然に思わないならいいんだけれど、自分はなんだか違和感というか、ぎこちなさを覚えるんです。それを投稿している大部分の人たち、つまり、「みんな」大好きー!と言ってたあの子は、明日も明後日も「みんな」に連絡とってご飯行ったりしないじゃないですか。何がぎこちないかって、よくそんなにすぐ「みんな」が好きになれるな、って思うからです。

 

 「いい人」になりたい。おそらくみんな。「みんな」を好きになりたい。そうなんです。

 

 「みんな」大好き。その一言に、投稿者の一抹の不安を垣間見ることは出来ませんか?

 「いい人」を目指すものとしては、極力嫌われたくないし、嫌いたくないんです。

 だから、「みんな」と表現しているんじゃない、?

 「〇〇ちゃん、好きだよ」という投稿は、〇〇ちゃん以外を突き放す投稿になるのかもしれない。

 実際自分自身がその「みんな」に入っていたら、少し嬉しいですよね。「あぁ、感謝してくれているんだー。」程度の喜びなんだけれど。

 

 でも、私はずっと思っていたことをここで記しておきたいんだ。

 「誰か1人を愛せないようなら、みんなは愛せないんだよ。」       

                って。

 まだ世界は平和な状態だとは言えないだろう。だってまだ人類皆みんなを愛せてないもん。もしかすると、インスタに出没する「みんな」だいすき投稿者は、人類の先端をゆく人々なのかも?自分、置いていかれてる??

 でもとにかく、誰か1人が好きになれて、そこから多くの他人を好きになれるんだと思う。この順序は間違ってないと自分で勝手に思ってるんだよ。それはね、、、、。

 

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青春時代、aikoを聴いて育ったという謎のプライド

 ボランティアから帰ったら、aikoさんがザブスクを解禁していました。即登録ですよね。はい。このブログで何度もお伝えしている通り、私はaikoファンです。そうです。

 aikoさんこれまでの曲414曲すべてが聴けるようになったのだそう。

 私は、ファンとして414曲聴いているけれど、その99.9%はいつもそばにいる「あなた」を題材にした音楽なんですよ。

 私自身、aikoを「ラブソングの女王」とかって称号づけるのは好きじゃない。そもそもラブソングじゃないんよ。「あいのうた」なのよ。わかってほしい、この違い。

 私はそんな「あいのうた」を、中学・高校という大事な時期にずっと聴いていました。すごく昔のアーティストってわけではないけれどさ、aikoを聴いている男子はほとんど学校にいなかったよ。

 でも、そんな青春時代にaikoを聴いていたのは、ちょっぴり自分を誇れる一部分でもあるんです。

 だって、誰か1人を好きになることの苦しみ、楽しみを教えてもらっていたのだから。aikoはずっと、誰か特定の1人を好きになることを題材にしているんです。「世界中のみんながだいすき〜」だなんて歌詞は見たことないよ。なんなら、「世界中敵に回しても、あなたと眠る夢を見ていたい」って歌詞書くからねっ!

 

そんな、1人を大切にすることの大切さに気づかせてくれる、aikoの414曲に、今を生きる「みんな」大好き系の"現代っ子"は、容易にアクセスできるようになったのだ。これは喜ばしい。

 恋愛離れ?おいおい。現代っ子よ、順番が逆だ。aikoを聴いて出直そう。別にさ、恋愛じゃなくたっていいんよ。誰にも譲れないものを見つけるのもいいんだよ。誰にも譲れない人・ものを守る辛さを覚えようよ。現実から逃れちゃダメだ。頑張って「いい人」になりたい。そうなんだよ。そうやって、辛さを覚えていくうちに、いつのまにか「いい人」になれているもんだと思うんよ。どうかね?

 「みんな」を愛せないで、1人で模索して頑張っている人を、「ぼっち」なんて言葉で片付けないで。

 明日も私は、「いい人」を目指して、生きますよ。誰にも譲れない1人・ものを愛して、探して、、、。

 そうしているうちに、心に余裕が生まれて、他の大勢の幸せを願えるんだよ。

 

 

 

 

 最後にこの話のオチ

 自分も、SNSで「みんな」との楽しそうな写真を投稿する、れっきとした大学生。そう、"現代っ子"なんだ。

 自分への戒めのような記事になったな。

 

 

 

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電車の中でマックを食べたいって思った。

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 ボーッと道を歩いていると

 後ろから誰かに追い越される。ボーッとしていた自分が悪いのにもかかわらず、「すみません」と謝られる。

 ただ座っていただけなのに

 座席の前に誰かが来ると、「すみません」と言ってわざわざ立つ。

 「すみません」をI'm sorry.と英訳するのは誤りなのだろうか。 

 

 「どなたか質問はございませんか?」

 ここで手を挙げて質問した人を見たことがない。探せば探すほど質問だらけな気もするのに、な。

 「どうぞお座りください」

 「いいえ、結構ですよ、どうもありがとう」よくある一コマ。「よし、座るわ」なんてやりとりは一度も見たことがない。

 

 思い返せば、私たちは見えない何かに謝罪を続け、手にしたチャンスを自ら拒んでいるのか。

 

 心の余裕さはどこから生まれたからのだろう

 ここぞとないチャンスを他人に受け渡し、自分は目立たぬように生きていくこと。それをできる人は心に余裕がないとできないだろう。誰かを許して、誰かの幸せを願うことができる人。。。 

 

 心に余裕がない人に出会う。なぜこの人に余裕さがないのかと考えてしまう。複雑に入り組んだこと社会じゃそうなってしまうのか、と。

 

 ほんのちっちゃなミスが許せない"お客様"、いつまでも一人芝居を頑張る方々。

 

 心に余裕がない人を見るたびに私たちは「呆れ」という感情を持つのではなおだろうか。

 

 「自分の幸せがあってこその、他人の幸せを願えるのだろ」

 

 確かにそうである。

 

 ふと思い返せば、なんでそんなにもちっぽけなことで自分は怒っていたのだろう。そんなことばかりな気がしてならないんだよなぁ。

 

 電車の中で飲食することを鉄道会社が認めているかいないかはともかくとして、

 昼下がりの3両編成の電車で堂々とマックを食べている女の子を目にした時に考えたのがこの記事である。

 

 これは朝ラッシュの通勤電車などでは絶対にできない行為だ。やってみようものなら、社会が存在を消してくるに違いない。 

 

 ただ、その美味しそうに食べる女の子と、車内に漂うマック臭はこの上ない素晴らしいシチュエーションだと私は思った。

 

 社会は厳しくなり過ぎである。「社会には様々な考えを持っている人がいて〜共に生きる社会を創りましょう〜」と、特に深い考えもなく口にするだけしておいて、単調な集団に従う「良質な」個人の量産を目指し始めていないか。

 

 あの場で、彼女に対して冷たい眼差しを向けるのではなく、温かく見て見ぬふり(いい意味での無視)をできた乗客。そして、検札で通る際、「すみません」と言って彼女の前を通ったら車掌さん。まだまだ大丈夫だ、と思った。

 

 「他のお客様のご迷惑とならぬよう、ご配慮をお願い致します。」なんら間違ってはいないけれどもね。

 

 いつか時が経てば、なんだよって笑ってしまうことばかりなんだ。どうせいつかは無くなってしまう。そんな心の余裕さを持っていたい。

 

 

こちらの記事でゆっくりどうぞ。

 

tasogarete.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京急の踏切衝突事故についてファンが分析した。

 5日昼ごろ、京急線神奈川新町駅近くの踏切にて電車がトラックと衝突し、列車が脱線するという悲惨な事件が起きました。車内にいた乗客、乗務員に犠牲者はいなかったものの、トラック運転手の方は亡くなられたそうです。

 神奈川新町駅横浜駅から数駅離れた駅です。あまり馴染みのない方が多い駅かと思われます。私は京急をこよなく愛する一人だとこのブログにおいて公言していた通り、この神奈川新町駅は数えきれないほど訪れています。

 私はこの事件をツイッターで知りました。この時旅行中で名古屋付近にいた私は、写真を見てはいてもたってもいられなかった。「あの京急が!?」と、信じられなかった。

 私は京急の社員でも、鉄道専門家でもない。ただの京急好きの大学生です。ただ、一般の方のなかでは京急に詳しい自信がある。そこそこの正しいコメントができる自信がある。

 そこで今回、ファンとしてこの事件を一から解明し、ファンとしての解決策を見出したい。決して、ファンだからといって、どちらかを擁護するつもりもない。客観的証拠をもとに考えていきたいと思う。

事故のあった神奈川新町〜子安間について

 

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 ※緑の丸は踏切障害検知装置の設置場所

 私はこの区間は何度も乗車している。

 ここで一つしるしておきたいこと。

この区間は、意外にも見通しが悪い。

 

 神奈川新町駅の隣、子安駅を出発すると、緩やかなカーブが続く。そして、カーブが終わると隣には新町車庫が見え、多くの線路が出てくる。また、近くには跨線橋と多数の信号で溢れ、ただの直線に見えても、非常に見通しの悪い区間だと言える。

 そして、ここはかなりのスピードで電車が通過して行く区間でもある。

 品川駅を起点として、子安駅は19キロ300メートル、神奈川新町駅は19キロ946メートル。つまり、駅間は646メートルと、鉄道にしてはかなり短い区間である。

 

事件はどのようにして起こったのか?

客観的事実をまとめておくと

・事件発生時刻は5日午前11時43分

・京成青砥発快特三崎口行き8両編成

・(定時運行であれば)次の横浜駅には11時45分着予定

・神奈川新町2番線通過後にトラックと衝突

・1両目2両目は大きく傾き、3両目は脱線。

・トラックは左折を試みるも、通行禁止によりバックで戻ろうとするため、京急社員へバック操作を見ていて欲しいと頼む。

京急社員は「左折はできない」とだけ伝えた。

・トラックは左折不可能だと知ると、道路標識を倒しながら右折し、踏切内へ(その後立ち往生するも、直進)

・踏切、踏切障害検知、非常停止ボタンは正常に動作。

・電車の車体性能には異常なし

 

 これらを考慮し、推測ではあるものの、もっとも考えられる事件経過が以下の通りである。

 

 ①事件が起きた列車1088SH快特三崎口行きは、11:38定時で京急川崎駅を発車。 

 ②八丁畷、鶴見市場、京急鶴見花月園前、生麦、京急新子安、子安と通過

 ③子安通過時には最高速度120km/h程度は出ていたと考えられる。

 そして、この頃にはトラックは右折。

  加えて、遮断機が下りる。

※遮断機は下りてから30秒後に列車が通過する設計のため、子安通過時には遮断機は下りたと考えられる。

 ④ 電車の運転手、一つ目の踏切障害検知が作動していることを知る(子安駅構内)

 おそらく、この時はブレーキをかけなかったと思われる。(これについては以下に説明あり)

 ⑤子安のカーブを抜けたところで、二つ目の踏切障害検知作動と、非常停止ボタン作動を確認し、警笛を鳴らし、常用ブレーキをかけた。この時、トラックは神奈川新町3、4番線付近線路上にいたと考えられる。そのため、運転手にはトラックの姿があまり見えていなかったと考えられる。(事故した電車は2番線を走行していたため)

 ↓

電車が駅に入ろうとする手前でトラック運転手がとにかく踏切を出ようと直進する。ようやくここでトラックの存在に気がついた気づいた運転手は、非常ブレーキをかけた。

 ⑦間に合わず、そのままトラックの荷台に衝突。トラックの直進が間に合わなかった。電車のブレーキが間に合わなかった。

(この推測ならばおそらくおよそ60km/hで衝突したと考えるのが妥当だろう。多くの報道で伝えられた最高速度120km/hでの衝突だとしたら、脱線・横転・犠牲者多数になっていただろう。※調査により、衝突前に非常ブレーキを運転士がかけていたことがわかっている。)

 

 これがもっとも納得のいく、事件までの推移だと思う。

 

★追加情報

神奈川新町駅優等列車の退避施設を設けているため、4番線まで線路がある。この日も定時運行であれば、1番線には先に普通電車の金沢文庫行き列車が停車しており、その運転士・車掌はホーム整理をしていたと思われる。そのため、踏切の異常に気づき、運転手又は車掌が非常停止ボタンを押したと考えられる。 

・ニュースでも報道されている通り、最高速度で運行していたならば、子安構内で非常ブレーキをかけていれば、踏切手前で止まれるほどの性能を持ち合わせた車両であった。

 

ブレーキをかけるのが遅かったのか?何故間に合わなかった?何故自動ブレーキを採用していないのか?について

 

 ここにしっかりと記しておきたい。

 電車は直ぐには止まれない。

 ということ。

 ボタン一つ押したらすぐに止まるのは幻想ですよ。

 

 一番の論点は④において、非常ブレーキをかけれたのかどうか。テレビで専門家の方が仰っていた通り、④(子安構内)にて非常ブレーキをかけていれば、最高速度であっても踏切前に停車することは可能であった。

 結果としては衝突していることから、やはりブレーキが少々遅かったことは認めざるを得ない。では、どうして遅れたのか?

  最大の要因として、京急が運転士という人間の裁量に安全面を委ねすぎていた点だと私は考える。報道されている通り、非常停止ボタンをホーム上で押すと、多くの鉄道会社では自動的に列車が停止するそうだが、京急では通報が届き、運転士の判断でブレーキをかけることとなっていたそうです。

 京急は、信号操作などを人間の手によって操作している。これは全国の鉄道会社でも稀な方である。これは、機械に任せるよりも、人間の手によって操作した方が事故時などで柔軟に対応出来るという考えに基づくものである。「人間が機械に動かされる」のではなく、「人間が機械を動かす」というシステムを取り入れている。実際のところ、京急は遅れが発生しても、すぐに回復する。沿線の方々から多くの信頼を獲得していた。

 しかし、人間はエラーを起こすもの。実際のところ、人間の手によって作業すると早いこともある。そういった点で、今回の事件を踏まえ、機械に任せる作業、人間がやる作業の分担について深く考えていく必要性を私は感じた。

 

 非常ブレーキを即座にかけられなかった理由としては、やはり、見通しの悪さが最もな要因だろう。いくら踏切障害検知が作動していたとしても、当該の踏切が見えない以上とっさにブラーキをかける判断には至らないと思う。踏切障害検知は非常に繊細で、少しの手や足がはみ出ているだけでも作動する。そのため、踏切遮断間際の横断であっても作動する。京急は踏切が非常に多い鉄道であることに加え、開かずの踏切も多い。遮断間際の危険な横断は少なからずあり、踏切障害検知が作動しているのは私も何度か見ている。今回も運転士は、1度目の踏切障害検知の作動を確認し、2度目の踏切障害検知の動作と踏切の状況を確認してからブレーキの有無を判断するつもりであったのだと考える。

 

 しかし、先程も述べた通り、おそらく、2度目の踏切障害検知ではまだトラックは直進できていなかったと推測される。(2番線線路上にはいなかった)その為、運転士はとっさに非常ブレーキをかけるに至らなかったのだろう。

 

 そして、何故京急は自動ブレーキを採用していなかったのか?という点について。京急はおそらく、非常停止ボタンを受信し、自動的にブレーキをかけるというシステムの存在は知っていたはずだ。それでも敢えて導入していなかった理由をファンとして考えてみた。

 まず、京急線という路線が特殊であること。

 もともと路面電車が起源であったことから、非常に駅間が短い。その駅間にも何個も踏切がありる。そんな中でも高速運転を行っている。また、北は京成線の成田空港、南は三浦半島三崎口まで相互直通運転を行っていることから、少しの遅れが大幅に響くという特徴があることが挙げられる。

 これらの点から、ボタンで一斉に列車を停止させるよりも、部分部分で人の裁量によって異常に対応した方が効率がいいという考えがあったと考える。実際のところ、非常停止ボタンで全列車を停車させた遅れは終電までずっと響くことが多い。ここで付け足しておくが、京急は決して安全対策を怠っていたわけではない と考える。自動ブレーキを採用しないなりの対策はしていた(以下参照)

 

京急だから被害を最小限に抑えられた

 トラックと衝突したにもかかわらず、列車は傾いて脱線するにとどまり、横転には至らなかった。

 これは京急の車両の特徴に起因する。それは、京急の列車の先頭車両は非常に重く作られているということである。

 簡単な話、プラレールを思い出して欲しい。プラレールを動かすための単2電池を入れるのは2両目や3両目の車両でしたか?違う。皆先頭の車両だったと思われる。そうでないと、列車が安定しないから。

 これは一見当たり前のように見えるが、京急以外の多くの鉄道会社は、車両検査における効率重視から、先頭車両は重くしていない。(モーターを積んでいない)

 

 またそれ以外にも、車体が高運転台であったこと、防護壁があったこと、衝撃吸収可能な全面構造であったこと...など、京急ならではの安全対策によって、被害を最小限に抑えられた。

 

まとめると

 トラック運転手の過失なのか、それとも鉄道会社の安全対策に関わる問題なのか、、、。

 トラック運転手も当時見知らぬ狭い道に入り込んでしまい、とにかく気が気でなかっただろう。電車の運転手も踏切に内に12tトラックがいるとは考えも及ばなかっただろう。決して京急が安全対策を怠っていたわけでは無いと思う。

 

 この事故から学べることとそれに対する解決策二つあると考える。

 まず一つとして、京急は異常を察知した際、完全停車が可能な性能にすること。そして、列車に異常を知らせる装置があることを乗客にまで知らせること。

 二つ目として、鉄道の安全対策について地域の方々の意見も考慮することだと考える。今回の事故は正直なところ、「トラック進入禁止」との表示があれば防げた。鉄道会社は道路標識までもは把握してなかったのだろう。

 

 

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 早い、あんしんの京急電車。また乗りたい、会いに行きたい。

 

 

#がんばれ京急

 

 

 

 

tasogarete.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

 

今だからこそ、KAN『世界でいちばん好きな人』を聴こう

 今日は何についての記事を書こうかなぁと、考えていた時。。。。

 「わぁ!揺れてる!」

 

 怖いよ、本当に。忘れてた頃にやってくるよな。

 ある日突然無にされるのなんて、、、最悪だ。。。

 

 ただいまバイト終わってその帰り道。働いたなぁって日は気持ちがいい。

 

 そしておもむろにイヤホンを取り出し...

 

 

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すげぇ曲を見つけたなぁって。

 

 紹介させていただくのは、KANさんの

 『世界でいちばん好きな人』 です。

 

 2019年8月の第1週。いま、ぴったりだと思う。そして、「あっ」ってなる。

 

 歌詞は載せられないけれど、魅力が伝わったら、いいな。

 

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この国が平和なまま続いて行くとは限らない。

 

 これを言い切るのは相当な考えがないと書けないと、素人ながらに思う。

 もっとすごいのは、

 「まぁ、平和なまま続かないからこそ、今あるふつうの日々を大切に生きよう」と。

 いまこの記事は深夜1時を回る頃に執筆しているわけですが、きっと、私は、明日も"ふつう"の日々になるだろうと信じていますよ。というか、それが当たり前すぎて、その他の考えに至らない。

 でも、"ふつう"が永遠に続くのだとすると、それはそれで"ふつう"を大切にできなさそう。"ふつう"が"まさか"に変わる日が来るかもしれないから、"ふつう"を大切にできるのだろう。

 

"まさか"になってしまう理由...

 

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時に意識をぶつけ合って、食い違う。

 

 これは見透かされてるな。

 ここでいかに"ふつう"であることが難しいのか、知るわけである。

 

でも、、、よくよく考えてみると

 

 

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ぼくら誰一人として"まさか"を求めていないんだよな。

 

 ふつうが欲しいけれど、ふつうばかりでは、ふつうを愛せない。だから、まさかを準備してしまうけれど、本心、まさかなんて求めてない。

 

 「せめて互いを許しあって生きよう」

 そう、締めくくられるわけだが、

 

 その言葉には少々の諦めがあるのではないかと、筆者は考える。

 

 これから先全てを諦め、生きて行くことが答え?そんなわけないじゃん。

 

 →そもそも答えなんてなかった

だからって、モノが答えを提示するのを待つのが正しいのですか?

 

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負けるな、人間

 

 このわけわからないを受け入れなくちゃならない。

 この「わけわからない」に立ち向かえるのは、人間しかいないはず。

 意思をぶつける誰かはなぜ自分が意思をぶつけたいのかもわかっていない。

 

 人間皆思い描くふつうの毎日を実現させ、そこで一番好きな誰かを愛してゆくためには

 

 せめて互いを許すこと。だとは言い切れないのが現実。

 

 ふつうの日々を過ごすためには、一番好きな誰かに好きだと言い切ること、これは確実なんだと。

 

 

 別に平和主義者的論調とかじゃなくってさ、誰しもが気づいていて、気づいていないことが歌詞になってる名曲じゃないかな、と思う。

 

 考えさせられる曲だー。。。

 

 

 

ドキュメント72時間を週4で観てるかのような。

 ドキュメント72時間という番組ご存知ですか?先週あたりに観て、、なんだか心が軽くなったような気分になれた。

 

 ドキュメンタリー番組ってすごい好き。好きっていう表現あってるかな?ドラマとかはほとんど見ないんだよなぁ。

 

 昨日の記事で「バイトが楽しい」みたいな記事を書いたのだけれど、その理由の一つ、、、

 

「さまざまな ひと を知れるから。」

 

 である。

 某コンビニで週4回働かせて頂いているのですが、毎日さまざまな方と接する。

 

 

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きっと何かの想いを持って来ている

 

 ただのコンビニ。そこらのコンビニ。どこにでもあるコンビニ。

 その程度だけれど、きっと、なんとも思わなく来店されているはずだけれど。。

 でも、顔とカゴの中身で「なにか」感じるものはある。

 

 

 ・マスクをしてビタミン剤とポカリスエットを購入される方

→→あぁ、体調崩されているのかなぁ。季節の変わり目だしなぁ。

 

・おにぎりとパンを大量購入される方

→→これから近くで会議でもあるのかな?買い出しお疲れ様です。

 

・いつものタクシーの運転手さんはカップラーメンを買っていく

→→お疲れ様です。夜遅いのにすごいなぁ。

 

・ビールと唐揚げ サラリーマン

→→お疲れさまです!最高の夜を★

 

・車イスで来店される方とその介護のお母様

→→店内狭くて申し訳ないです。

 

・無言で2Lのお水を買って帰られる方

→→これからなにがあるのだろう?

 

・いつものおばさん

→→小さい袋とおしぼり必須!!

 

・カッチョいい外国人

→→拙い英語で「Thank you!!」(明るく返してくれる!)

 

・ライブ帰りでテンション高めな女性グループ

→→よかったねぇ。。誰のライブだろう?ライブ終わりの人間は何故こうも幸せそうなのだろう。

 

 

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あの番組のようにはならないけれど...

 

 上のはほんの一例です。やっぱりすこしこちらが手こずっていると「早くして!」とか言われてしまうこともある。皆が皆いい人でもないんだよね。

 でも、なんだかイライラして急かしてくるあのお客さんも、いつも「ありがとう」と言ってくれるあのお客さんも、、、きっとその日誰にもいえない「なにか」があったんだろうな、と。

 

 何故こうも他人のプライベートに"一切"立ち入れない世の中なのだろう。

 

 あの番組を見ていて思うこと

 「みんなお話聞いて欲しいんじゃないの?」

 

 必ず誰しも、誰にも打ち明けられないことがある。でも、誰かに聞いて欲しいという気持ちも少なからずあるはずだ。

 あの番組を観て、なんだか心が軽くなるのって、画面の向こうに映る「誰か」が、自分のように見えるからじゃないのか?

 

 皆仕事も違うし、学校も違うし、収入も違えば、家族構成も違う、、、、、、、、

 皆「バラバラ」な世の中だけれどさ、

 

 「根本は皆同じなような気がするよ。」

 

 

 コンビニ店員からのつぶやきでした。ありがとう。

 

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https://twitter.com/diary_tasogare/status/1261958838103666689

 

Twitter @tasogarete_1122

 

 

 

 

小さな幸せのつみかさね

 

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 「鉄道車両が引退するということ」

 

 6月16日をもって、京急線で約40年活躍した、"だるま"こと800形という車両が引退した。

 駅構内、沿線では最後の姿を収めようと、多くのファンで溢れていた。

 

 以前の記事で述べた通り、中学生の頃から京急電車を好んでいる 。この800形は、短い期間ではあったものの、私にとってお世話になった鉄道車両である。

 

 正直言ってしまえば、鉄道車両などというものは、鉄の塊にすぎない。鉄道にあまり興味がない方であるならば、車両が廃車になることなどどうでもいいはず。出来れば常に最新の車がいて欲しいと思っているはず。

 

 それでも、この日は多くの人が駆けつけた。愛されている。

 

 「だるま かわいいな。」「片開きドアカッコいいな、」などと自分は思ってしまう。もはや、人と同じ扱いをしているかのよう。

 

 40年間も毎日人々を運び続けていると、ただの鉄の塊だとしても、人間は愛が芽生えるのか。

 

 そんなこと考えて、なんだか少し光が見えて、一人人混みの中を笑って歩いた。そんな1日だった。

 

 

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「夜の街が好き」

 夜の街が好きだ。

 

 あの全てが許せて、10年、いや、100年先の未来も大丈夫だと確信できる、あの瞬間はなんなのだろう。

 

 スキップしながらお家に帰る、あの時。

 

 

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「巻き戻しの毎日」

 

 無口だよね。

と筆者はよく言われる。

 また、

 家で何やっているのかわからない  だとか

 何考えているのかよくわからない

 は

 これまでよく言われてきた。

 

 まぁ、そうだよね、自分も分かってない。

 特に、家で何やっているの?って質問。あれ、やめてよ。

 

 だってさ、自分全くゲームとか興味ないし、スポーツしたりするわけでもない。

 

 すごい言いづらいけれど、家だとほとんどの時間掃除してる。あと、ずっと音楽聴いて親指の爪見つめながらこれまでの人生振り返ってる。

 

 クソ変人なんですよ、はい。別に変人自慢とかしたいわけではないんだけど。

 

 本当に毎日小学一年生あたりからこれまでを振り返っている。

 

 一年生の担任は〇〇先生で、出席番号が確か〇〇番で、分団登校が5班で、

 とか、

 好きな女の子に「好きな子いるの?」って聞かれて、「前にいる人!」とかってクソみたいな告白した3年生の話とか、

 明るい話だけでもなく、くらい話もすべて

 

 思い出して笑っている。

 

 これを本当に毎日やってる。

 

 先週英語の授業中も、(一応授業は聴いていたはず)自分モードに入って、色々考え事していたら、授業終わってた。

 

何考えているの?に対する答えは、「このブログみてよ。」が正解かな。

 

 いいことも、悪いこともすべて、時間が経てば笑えてくる。うん、本当だ。

 

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「優しい顔できているかな」

 

 高校の友達とご飯食べに行きました。くだらない話から、真面目な話までなんでも話せる仲。

 

 それは置いておいて、

 私たちは何故、自撮りしたくなるのだろう。

 

 ふと、思った。

 

 リア充アピールするため?いや、男3人の写真じゃリア充アピールにならねぇよ。

 

 わかった。自分なりの答えが出た。

 

「 友達と一緒にいる時、自分は優しい顔ができているかどうかを自分が確かめたいから自撮りをする。」

 

 どうでしょう?

 

 

お読みいただきありがとうございました。読者の皆様に楽しんでいただけるような記事をこれからも細々と更新していきます。よろしくお願いいたします。この記事のご感想など、コメント欄等からお待ちしております。

 

Twitter @tasogarete_1122

 

過去の記事も読んでみてください。

 

tasogarete.hatenablog.jp

 

 

tasogarete.hatenablog.jp

 

 

『aikoの詩。』全曲レビュー

 ついに手に入れました!そう、『aikoの詩。』これはブログにしないと。では、早速始めます!

 

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CDで音楽を聴くことの大切さ

 

 このシングルコレクション、破格だとニュースになっていた。全56曲収録してあの値段。これには「CDを手に取ってほしい」というaikoの想いがあったのだとか。

 このブログでは何度か同じことを話題にしてきました。ボタン一つですぐ手に入る便利さに対する喜びよりも、ワクワクしながらCDを買いに行ったという想い出に対する喜びの方がいいよね。って話。

 自分はもう、ただのガチファン・ガチヲタ・ジャンキーなので、6月5日の発売日が待ち遠しかった。「CDを手に入れる」という喜びを誰よりも感じたいと思い、発売の5日前からaikoを敢えて聴かないでいた。"aiko禁"である。代わりとして、カーペンターズをずっと聴いていました。そして迎えた発売日。学校が終わるなり、急いでCDショップへ。はじめてのバイトのお給料で買った、『aikoの詩。』。手に入れた時の喜びはこの上なかった。

 

 

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aikoを聴いている」が言えない男子

 ブログでは堂々とaikoジャンキーを公言している私ですが、普段、大学の友達などには「aikoを聴いている」ことを隠しています。相当信頼ある人にしか言わない。

 何故だろう。

 「aikoを聴いている。」は、裸を晒すのと同じような気がしている。個人情報です。プライバシーです。保護法で守られてます。

 てか、他人に言う必要ない!!

 「一対一で届きますように。」そう、いつもaikoがライブで言っている。だから自分一人だけの"秘密"でいい。

 

でも.......

 

 このシングルコレクションを全曲聴くなり、自信を持って、「aiko聴いているから、俺!!」と言えそうな気持ちになれた。その理由...以下に続く私の素人目線からの拙いレビューをご覧ください。

 

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 先ほども述べた通り、このシングルコレクションは全てで、56曲。

 このシングルコレクションで、着目したいのは、曲順である。

 決して、ファーストシングル『あした』から、38thシングル『ストロー』までを時系列順に並べられているわけではないのだ。

 つまり、aiko含め、スタッフの方々によって、なんらかの意味がこれられて順番がごちゃごちゃになっている。

 「ライブのセトリをイメージして曲順を決めました。」そう、aikoはラジオで言っていた。

 ならば、ファンとして、そこに込められた意味を見出さなくてはならない。。。

 

Disc.1

-苦しくてもシアワセに変わる-

※ サブタイトルは自分で考えています。

 

  aikoの曲って"ジェットコースター"だなぁ、、なんていつも思っています。というのも、音程の上がり下がりが激しいだけでなく、聞いていて感情の上がり下がりもすごい。ライブのセトリも、盛り上がったり、切なくなったり。

 そこで、Disc.1の聴き手側の感情をグラフにしてみました。もちろん、筆者の私なりの見解ですので、「これは違うだろ!!」などのコメントはお控え下さい笑。⬇︎

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 グラフを見ても分かる通り、上がり下がりが半端ない。『戻れない明日』からの『ストロー』とか、すごすぎる。あぁ好き、aiko。おっと。

 

 aikoの代表曲といってもいい 『花火』から、このDisc.1は幕を開ける。最近、アルバムのシングル以外の曲などを多く聴いていて、花火や、カブトムシ、ボーイフレンドなどといった、"The aiko"な曲をあまり聴いていなかったせいか、新鮮だった。そして、「やっぱすげぇよ、aiko。」と再確認するのであった。なんだか不安定な前奏から始まり、サビは常人では考えつかないような、歌詞。

 そして、甘い『KissHug』へと続く。ずっと前から思っていたけれど、これ本当にaikoが作った?と疑ってしまうほど素晴らしいバラードだと思う。『aikoのバラード。』なんてアルバムがあったら、真っ先に一曲目にしたい。

 ここまで、aikoの"あなたへの想い"を書いた曲が続いた。そうした想いは次の『かばん』に記される。毎日考える"あなたへの想い"は、かばんに収まらないのだと。加えて、あなたは「星」なのだと、大切な宝物なのだと、『星のない世界』。あぁ、好き、aiko。これで2回目。

 切ない気持ちになっているところで、間髪を入れず、『夢見る隙間』。目覚めたところで、『初恋』。絶えず絶えず絶えず...aiko、苦しんでいます。でも、、、

 『シアワセ』。aikoのシングルで歌詞が一番好きな曲はこれかなぁ。出会いあり、別れあり、だけど、どちらともに"あなた"の糧になったのならば、シアワセなんだよ。...この間の「山里亮太の不毛な議論」でもこの曲が流れていましたが、こんな素晴らしい歌詞ある?夢ありすぎでしょ。

 続く『花風』。この曲聴くと、赤いニット帽を被って紅白に出場していたaikoを思い出します。で、また盛り上がったところで、『ずっと』。ほんまジェットコースターやん。やっぱりDisc.1のaiko、恋に苦しんでない?、、、

 「ここで入るのか!」と驚いてしまった、『あした』へ続く。これがaikoのファーストシングルなんです。「花火とか、ボーイフレンドがファーストシングルじゃないの?」と思っている方は多い。歌詞の一行目が書かれた年賀状が友達から届いたなんてことあったな笑。『雲リン』...この曲をはじめて知ったのは、アルバム『彼女』を買ったときかな。いま、改めて歌詞読んでみても、ポップなメロディーの裏で、めっちゃ苦しんでるやんけ!

 はいはい、来ました、『プラマイ』です。MVが恐怖だと話題になってたよね。プラスな想いとマイナスな想いが交互に現れてくる...aikoの曲がジェットコースターなのは、そういうことか、恋愛理論なのか。

 『戻れない明日』。最初聞いたときはタイトルの意味がわからなかった。すごく、切ないメロディで始まりますが、歌詞は少しの小さな光を与えてくれる。あたしはあなたにならない以上、同じ気持ちにはなれない。そう言い切っているところ、すごい。そして、だからこそ一緒に笑っていたい...。はぁ

 ラストは『ストロー』。2018年5月2日発売。敢えて日付を書いたのには理由がある。この発売日から今まで、自分は毎日のように「君にいいことがあるように」を口ずさんできたからである。中毒性高いよ、この曲。そして、最後まであなたに苦しみ、でも「いいことがあるように」。あぁ、aiko好き。3回目。

 

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Disc.2

-必ず戻れる場所がある-

 幕開けは『えりあし』。マジかよ。これライブだったら、過呼吸になるやつじゃん。「ぶったりしてごめんね」じゃなくて、「驚かせてごめんね」じゃん。この曲を聴いた高校生一年生の頃「自分は世界で一番素晴らしい曲を見つけてしまったかもしれない」だなんて、一人で思ってたな、笑えるな。あなたに再開するのが、5年後ってのが、リアルだよね。

 観覧車見るたび口ずさむ、『二人』。ストロー並みに毎日口ずさんでいた『もっと』。このシングルコレクション聞いていて思ったけれど、一曲一曲聴くごとに、その時々の思い出が蘇ります。すごいな、音楽って。

 『今度までには』。大阪城ホールで高くまで登って歌っていたaikoを思い出す。aikoを知ったころ、よく聴いていたな。私は、おやすみなさい→えりあし→今度までには という順でaikoを知りました。カブトムシとか、結構あと。

 聲の形の主題歌になっていた、『恋をしたのは』。観に行ったなぁ。夏休みに聲の形の聖地に行きたいなぁなんて思ったり。

 ここから、ヤバイよ。『桜の時』『向かい合わせ』『milk』いやいや、ここで一気に放出するなぁ!!名曲中の名曲ですよ。向かい合わせにハマって深夜まで聴きまくったところ、生物のテストで赤点を取りかけたこと、milkの歌詞を考え続けて日がくれたこと、さまざまな思い出が今、蘇る。

 Disc.2のaiko、少し元気じゃない?あ、少し違ったみたい『4月の雨』。でも、雨降ったということは、笑顔に会える知らせなんだって。

 『ロージー』この曲、いろいろ語りたいけれど、全曲レビューって半端なく文字数使うな、うん。、、、、

「ロォォォォォォジィィィィィーーー♪」(雑になったわけではありません)

 『キラキラ』いや、これはね?もうさ、ね?うん。いつ聴いてもキラキラしてるわ。この曲に何度助けられたことか。あれ、、でもDisc.2で伝えたいことが見えてきたような、、、。

 『ホーム』この曲は映画「阪急電車」の主題歌 。ブックレットの写真に、阪急電車の車庫を歩くaikoが写っていた(はず)。電車好きの私にとっては、羨ましい限り。

  全てに迷ったら、必ず戻って来る場所、待ち合わせする場所、私にとってはaikoです。aikoを聴くことです。一対一で会いに行きます。

 『嘆きのキス』。この曲、Cメロが好き。てか、aikoの魅力の一つにCメロの素晴らしさを付け加えたい。『aikoのCメロ。』なんていかがですか?普通に買いたいわ。

 シメは『ボーイフレンド』。未だにテトラポット登ってが正しく理解できていません。ほかのファンの皆さんはどうなのでしょうか。

 

そろそろ眠い。徹夜してaikoへの想いを綴る、このなんというか、まぁ、もう染まってるよね。

 

 

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Disc.3

-絶対忘れられない過去・今・未来-

 『あたしの向こう』から幕が開ける。これもCメロが素晴らしいってのは置いておいて、明らかに失恋している歌詞の中、最後に「たまには思い出してもいい?」って、aikoすぎると思いませんか?これがaikoですよ、うん。(説明しろよ)

 結構前に、『あたしの向こう』のMV撮影地に行ってきました。

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 セカンドシングル『ナキ・ムシ』。正直に言うと、この曲ははじめ聴いた時あまりハマらなかった。今となっては大好きな一曲ですが。スルメソングがaikoは多いので、何度も聴かないと。この曲を聴いて思い出すのは、椎名林檎さんです。いつかのインタビューで、「私は、ナキ・ムシが一番好き」だとおっしゃっていたような。ファースト・セカンドは言い方悪いですが、あまり売れなかったのだとか、そしてサードシングルの「花火」でaikoの名が広く知られることとなります。ほぼ同時期にデビューしている林檎さんにとって、ナキ・ムシという曲は思い出深いのだろうなぁ。

 『予告』これもCメロ集の候補に入ります。前向きなaikoが垣間見れる一曲。(未来)『蝶々結び』この曲のサビに出て来るように、(過去)。願いを刻む、(今)、『スター』。過去今未来、全て忘れられないaikoの優しさよ。

 すごい久しぶりに聴いたな、『あなたと握手』。月が綺麗な夜に思い出す一曲でもある。いや、『夜空綺麗』?どっちも口ずさもうよ。

 『アンドロメダ』この曲語るの難しい...。aiko何億光年も向こうの話ししてるし、、、。でもね、何億光年も向こうなんて、幅広い話していても、交差点で君を見つけられないことを嘆くaiko。おい、aiko。半端ないな、aiko

 『横顔』。この曲の前奏がお気に入りすぎて、ここだけ切り取って聴き続けたいつかの夏休み。「島田さん(aikoの曲のアレンジャー)天才です...」だなんて呟いていたな。

 『恋のスーパーボールaikoオールラウンダーすぎませんか、なんて思った一曲。こんな曲も作れちゃうの??って。これもCメロ候補入り(勝手に何やっているのだろう)

 『おやすみなさい』

  ...この曲の思い出は以前の記事で長々と語っています。そちらをご覧ください。

1-2 aikoに取り憑かれた 男子 コンタクト【aiko おやすみなさい】 - たそがれダイアリー

 

 『君の隣』ガーナチョコレートのCMの曲だったやつ。なんか、泣けるんだよなぁ、この曲。割とロックな方なのに。イヤホンから聴こえてくる「ねぇ隣で歌わせて」でオトされている同士います??笑

 『三国駅』聴くたびに、また三国巡りをしたいなぁと思います。aikoの高校時代の思い出が伝わってくる一曲。この曲を聴くと、なんだか、遠い昔のことを思い出します。"あそこのボーリング場"のような、思い出の場所は誰にでもあるはず。あの時の帰り道、別れたあの交差点、とかね。

 『Loveletter』弾けるロック調な一曲。Loveletterの始まりは、いつも唐突。文字を書き間違いないようにして、手汗ビチョビチョになったり。いや、なんだろう、わかるわ、書いたことないけど。笑

 えっ?ここでか!!!!忘れてはならない『カブトムシ』。このド名曲をただの素人が語っていいのだろうか。悩ましい。ただ、aikoがカブトムシを冬の虫だと勘違いしていて、冬に発売されたという逸話だけ、提供しておきます。

 

 生涯忘れることはない。そっか。

 やっぱり何となく曲順に意味があるように思えてきた。

 

 

ここまで、シングル全42曲を素人目線でご紹介させていただきました。

 

 

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Disc.4

-カップリングも名曲だらけ-

 Disc.4は、カップリングベストを集めたもの。6月5日の発売まで、ずっと何が収録されるのだろうかと予想していた。待ちきれなかった。

そろそろ長くなってきたので、コメント短めになること、ご容赦ください。

 

 『未来を拾いに』

いつかのファンによる投票で歌詞が最も素晴らしい曲としてランクインしていたな。自分もこの曲の歌詞に何度も助けられた。

 『陽と陰』

 『おやすみなさい』のカップリング。確か、aikoが作曲(?)に苦しんでいた時に、出来た曲だったような。

 『こんぺいとう』

 ボーイフレンドと並んで、歌詞が未だに解釈できていない一曲である。胸に赤いこんぺいとうってマジでどういうことよ?これを機に、何度も聴きなおそう。

 『Do you think about me?』

 これはインディーズの頃作曲された曲で、改めて『戻れない明日』に収録された。aikoに話しかけられるように始まる歌詞に、甘い気持ちになるものも、向こうは少し怒っています。いま歌詞読み返しても、『恋人』並みに、コワイのですが。

 『キスでおこして』

 歌詞が若い!って思う笑 いまのaikoなら書かなそう。哲学でも数学でも恋愛は書いてたできねぇよ!ってところ、好き。

 『そんな話』

 いつかのライブで弾き語りしていたような、、。カップリングって、なかなかキツイ歌詞が多いです。すごいリアル。この曲も。そして、次の『前ならえ。』も。ビクビクするわ。

 『どろぼう』

 これが収録されるとわかった時、嬉しかったなぁ。ライブでも聴きたいなぁ。2曲後の『ぬけがら』も、『どろぼう』と並んでよくライブ(Rockの方)で歌われるよね。

 『テレビゲーム』・『I'm feeling blue』

 私は、aikoの曲ほとんど知ってる!と豪語していたのですが、この二曲恥ずかしながら、聞いたことなかった...。言い訳すると、『あした』が発売された時は、生まれてないし、『かばん』が、発売された時はまだ幼稚園児!!

 『ココア』えっ、『おやすみなさい』のカップリングどちらともに収録なんだ!こんなにも甘い気持ちになる歌詞はないから、全男子、聴け。

 『舌打ち』

 この曲、aikoの闇が見え隠れしてホンマにコワイコワイコワイ、、、。

かと思いきや、

 『甘い絨毯』で締めくくられるのか。あぁ、aikoだな、好き。4回目。

 

 

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  こちらの記事は歌詞を載せることは避けつつ、ファンとしての想いを伝え、多く人にaikoを知ってもらいたいというコンセプトで書きました。少し、偉そうに語っている箇所もありますが、お許しください笑 まだ、購入していないという方、是非。

 

 歌詞を見返していて思いました。"あなたとあたし"でここまでよく書けるな、と。aikoが「あしたからあたしが世界を変えてやるんだ〜♫」みたいな曲は絶対に書かないと思う。いつまでも世界があなたとあたしで描かれる。世界は広いけれど、よくよく考えれば、「あたし」と、身近な「あなた」で構成されているんだよな。そんなことに、この、『aikoの詩。』を聴いて、気付かされた。これからも、aikoへの想いは天下一品であり続けたい。

 

 

 あぁ、aiko、好き。5回目。

 

 

 

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お読みいただき、ありがとうございました。

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